最後に見る部屋のカレンダーの月に、君の名前が書いてある。今年は君たちとも一緒に旅ができたようで、よかったな。

昨日今日は、野ざらし荘の設計にあたった大工庭師さんに、すんごいタイミングで久しぶりに会ってきた。寒空の下、幸せな鍋を囲み、七輪で魚を焼き、お酒を飲んで。翌日も昼から、音楽と共に同じように過ごした。

僕らが見たい、見えないものは。必ず続けている旅の中に。今、僕の中だけには見当たらないだろう、おめでとうも、つながり以上の存在たちへ、納得するように向かっていく。

 

3382

 

#3382-16-10 /  Nanako 2

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