¡ Vamos a viajar juntos !
番外編:うまかったもんトップ 50! / Buenas comidas Mejor 50 !
10-1位まで
みなさま、おはこんばんちわぶりです。アルベルト・サンタマリア・ホルヘ・コモエスタ・チェ・ユースケです。メキシコ、グアテマラ、キューバ、62日間の食の旅、残すはぷりっぷりのトップ 10 発表となりました!、めんどくさいからやめようと何度も思いましたが、旅を共にした料理長ゆっこ、どんなに腹が減っていても食べる前には必ず iPod のたっちゃんで写真を撮っていたので、未来の小宴会料理につながるよう、心を込めて続けて参りました。夏に向けタコス大会でもやりたいね!
中米キューバ旅、最後に笑うのは世界的な評価を得始めているメキシコ料理か、未だ貧困問題を抱えるグアテマラ屋台料理の素朴さか、そしていまひとつ掴みどころのないキューバの大衆食堂か!、50の精鋭達による最後の晩餐、10位から一気に1位まで、アデランテ・アミーゴース!
10位 山岳村のトルティーヤ(グアテマラ / チチカステナンゴ)
今日も市場でペタペタペタ、山岳村チチカステナンゴより、グアテマラ人これぞ主食が念願のトップ10入り。さすがはマヤの末裔たち、トウモロコシの神様を現代でも崇めてやみません。どんな食事を頼んでも必ずトルティーヤ、私が勝手に思うに、山間部で作られたのは何かひと味違ったような気がします。素朴さは追求しても出せるものではない感じでしょうか。特に黒トウモロコシのトルティーヤは、遥か異国でも懐かしさを感じさせる味わいでした。ゆっこはそんなに美味しい?という感じでしたが。
9位 聖母レストラン(メキシコ / グアダルーペ)
旅の序盤も序盤、全てが新鮮の時に、メキシコ人の聖地グアダルーペにて入った大衆レストラン。鶏肉ポジョとアボカドチーズのコンソメ系ハーブスープ、ビールにフレッシュジュースで大満足なひと時。メキシコシティーでの緊張感からようやく一息、聖母寺院の神聖さに包まれたこの安心感、ひと口食べる度に何度も心で十字を切らせて頂きました。特にこのスープが美味しかったです。
8位 5種の希少部位タコス(メキシコ / カンクン)
キューバへ出発する前、最後にメキシコらしさをネットで追求した結果、見つかりました、大人気観光地カンクン町外れにあるタコス専門レストラン。なるほどー、地元の人たちは家族や仲間と外でゆっくりしたい時は屋台でなくこういうところにくるんですねー。広い店内の壁には世界中の有名アニメキャラクターがカオス状態で勢揃いした壁画が完成されており、待ち時間も相当楽しめました。タコスも目の裏、脳、タン、トリッパ、頭のタコス等、珍しい部位を提供、亀仙人も鼻血ブーの天下一タコス店でした。
7位 アステカ・スープ(メキシコ / プエブラ)
第9位にもやや登場しました、こちらはアボカドチーズのトマトスープ。グアナファトから長時間移動、連続乗り換えで夜にプエブラに到着。お腹ペコペコの時に現れるのはシエンプレ(いつも)アステカ・スープのようです。プエブラは様々なメキシコ料理の発祥地とされており、たった2日弱の滞在で少しもったいなかったわけですが、これは明らかに食よりも民芸品にこだわった結果でしょう。メキシコシティーからバスで2時間ほどなので、次に行くような時は、ゆっくりしたいものです(そんな場所だらけなわけですが)。
6位 屋台肉そば(グアテマラ / エキスプーラス)
グアテマラ東部、庶民感溢れるチキムラで過ごした時間。ここは観光地にはない種類の屋台勢のたくましさがありました。近郊のグアテマラ人の聖地エキスプーラスの道路中央分離帯に並んだ屋台から、ほろほろ肉(鶏)と久しぶりに見た焼きそば。この後、寺院奥の黒いキリスト像を拝むために3時間も並んでみたわけなのですが、このひと皿のおかげで2人は腐らずに済みました。まさにセマナ・サンタ(聖週間)に起こった庶民屋台の奇跡、やったよ母ちゃん、6位にランクインです〜!
5位 Compay gallo ランゴスター(キューバ / サンティアゴ・デ・クーバ)
サンティアゴ・デ・クーバ最後の夜、夜行バスを待つ間にと、あらかじめ決めて食べに行きました。滞在中2度目の来店、Compay gallo です。メインは手頃な値段(10CUC、1100円ほど)の豪華ランゴスタ。素晴らしかった、屋台続きのふたり、泣きそうになりながら最後まで噛み締めて食べました。うまかったもんに安っぽい言葉など振りかけてはいけません。夢いっぱい、笑顔いっぱい、感動いっぱいの幸せランクイン、しかしこれがトップ3入りを果たせなかったのは、不思議な出来事でしょう。
4位 宿で食べた屋台ポジョ(主にグアテマラ)
豪華ランゴスタより上位に躍り出たのは、ただのケンタッキー的フライドチキン、もう我々の主食と化したポジョ軍団の総合的な団結力で、ずるさ満開、4位となりました。ケンタッキーは好きですが、半年に1回くらいしか食べない私たち、特にグアテマラでの20日間、昼夕夜とほとんど毎日これでした。他に美味しいものがないというわけではないのですが、揚げ物だったらお腹壊さないだろうという料理長ゆっこの考えと、とにかく毎日よく歩いているわけで、我々の旅には欠かせないエネルギー源となってくれました。薄暗い安宿で、特になにも話さずがっつく感じがスーペル(超)いいね!、もはや青春の屋台味、金字塔のごとくここにありです。
3位 最初のタコス(メキシコ / メキシコシティー)
どんなに美味しいレストランでも、青春のポジョ軍団でも、旅の始まりに食べて美味しいと思ったものには到底かないません。2月3日、メキシコシティーに着いて最初に選んだ屋台タコスが、エスターバ・ムイ・リーコ(とっても美味しかった)!。まだタコスの食べ方も知らず、周りの人が親切に教えてくれたり、それでもよくわからずな感じでしたが、これを食べた瞬間、確実に旅が始まった気がしました。翌日以降も他の屋台やらで食べまくりましたが、どう考えても一番最初に選んだところが、一番美味しかったです。集まるお客さんたちのテンションも相当大事な要素である気もしますし、単にお肉がどこよりも香ばしく、焼き方だったような気もします。屋台のおっちゃん見てますかー?、あなたのタコスは最高だった。
2位 Compay gallo カスエラ・デ・マリスコス(キューバ / サンティアゴ・デ・クーバ)
5位にも登場しましたサンティアゴの名店、Compay gallo が立て続けに上位ランクイン。ネットも使えず、圧倒的情報不足だったキューバ。たまには旅人としての勘を働かせ、今日はゆっこを説得、なんとなくあっちの方へ僕を先頭(の時はご機嫌を崩すことが多い)に探しに行くことになり、暗くなった路地に灯火ひとつ、住宅街に紛れているレストランに導かれました。値段をチェックしに2階に昇ると、しっかりしたテーブルセッティング、予約席あり、芸能人らしきサイン写真額たくさんあり、こりゃあ高くてダメだろうなぁと思ったら、それなりに安かった。伊勢海老(ランゴスタ)、エビ(カマローネス)、タコ(プルポ)、イカ(カラマール)、大好きな海鮮づくしの濃い目ブイヤベースで、タコスかチキンを主食にしてきた我々を完全にノックアウト!、カスエラは以前南米チリなどでよく見かけた煮込みスープメニュー、ちょっとでも単語を知っておくと、美味しいものにめぐり合う可能性アップ!、私は日々ゆっこにどんちゃん(鈍いのどん、ドンマイのどん)と言われてますが、この日は珍しく冴えており、手柄をたてたぜみたいで私自身も嬉しかったのでしょう。キューバでの最高の思い出となりました。
1位 キューバサンド(メキシコ / サン・クリストバル・デ・ラス・カサス)
うまかったもんメホール・シンクエンタ(50)、第21位のメキシコ、プエブラのキューバサンドを大きく引き離し、同国サン・クリストーバル・デ・ラス・カサスのキューバサンドが、あぁ栄冠は君に輝く賞を勝ち獲りました〜!、この時は近郊の村から帰り、市場の喧騒から抜け出し、歩きにくい石畳を歩いてストレスが溜まってきた中、なんでもいいから食べなくてはという時でした。メインストリートにある大衆食堂、おっこれは新メニューだなという張り紙にあったのは TORTA CUBANA。食事の時間帯であるのに誰もいない店内に入りました。この旅で3回出会ったキューバサンド、映画「シェフ」を見たかもしれない若者が鉄板でカッコつけながら肉とソーセージを焼き、さらにアボカド、チーズ、トマト、ピクルスをぎゅうぎゅうに詰めて、この店ではなんとキウィーソースでシルバンセ(召し上がれ)!、もう涙が出るくらいうまかったです。うまいメシっていうのはこういうことなんだと思います。旅で体を酷使している時にこそ合う食べ物がある。そんなジャスト・ミートがファイヤーしまして、メキシコで食べたキューバサンド、うまかったもん頂点に輝きました、フェリシダーデス(おめでとうございまーす)!
それではまた、アスタ・エル・プロクシモ・ビアヘ(次の旅で会いましょうー)!
#3321-16-02-03 / Mejor 50(10-1位)