Yusuke Sato Photo Exhibition
パンドーラー / Pandōrā
2022. 11.18 fri – 12.04 sun
昔から、神さまたちによって。
多くの禍(わざわい)がつくられてきた。
美しいものは、醜くても信じているから。
開けなければよかったな、そう思うことはないだろう。
パンドーラーがここに集まった時、未来への希望が残された。
Yusuke Sato
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ここから、希望が始まる
佐藤祐介の作品には、「女性のいる世界」を強く認識させられる。
わたしは女性だから、とくに意識したことはなかったが
女性がつくる曲線、視線、声、においなどが
なるほど、世界の空白をこのように埋めているのかと
過小でも過大でもない、その存在のサイズを、思うことができる。
よく知っているようで、知らない世界観なのだ。
パンドーラーとは、「すべての贈りもの」という意味で
ギリシア神話に登場する、人類初めての女性だという。
この世に禍をもたらした「パンドラの箱(壺)」は広く知られているが
禍や絶望の後、その壺に残ったエルピスの解釈には諸説ある。
一説には、パンドーラーが壺から出したそれこそが
未来を信じることができる、希望の始まりだといわれている。
小久保よしの(編集者・ライター)
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会期:2022年11月18日(金)ー 12月4日(日)*会期中無休
時間:8:30 – 23:00
入場 : 無料
会場:堀川新文化ビルヂング
〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町 287
https://horikawa-shinbunkabldg.jp
お問い合わせ : 075-431-5537
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バス停「堀川中立売」下車徒歩1分
京都市バス 9番・50番(京都駅より約22分)系統
京都市バス 12番(阪急烏丸駅より約15分)系統
京都市バス 67番(阪急大宮駅より約12分)系統
地下鉄烏丸線「丸太町」「今出川」駅より徒歩20分
地下鉄東西線「二条城前」駅より徒歩18分
駐車場・駐輪場あり
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協力:NEUTRAL・一般社団法人京都芸術文化リサーチ&コンサルティング・藤原製本株式会社・Potziland Records・SETENV
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*11月18日(金)・19日(土)・20日(日)、25日(金)・26日(土)・27日(日)、12月2日(金)・3日(土)・4日(日)に作家在廊予定
階段ギャラリースペース、ウィンドウ・ディスプレイ、2階通路、カフェ&バー「SlowPage」店内など、堀川新文化ビルヂング全体で楽しめる写真展です。1階の大垣書店では、近年刊行された、小部数の特別な写真集を販売いたします。
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11月、京都にて。写真集「ad lib」出版記念展、自身初の地元(東京、神奈川)以外の土地で、今まででいちばん大がかりになりそうな新作展示になります。すべての写真からあつめてドンシリーズは変わらず、おそらく最後に近いかもしれない集大成(いつもそう言ってます)。今回は、今までの自分の真骨頂、女性たちのポートレートっぽくないポートレート写真を中心に集めています。
展示は現在を集めたパンドーラーゾーンと、近年に展示してきた過去作ゾーンの新旧2つをお楽しみ頂けます。作家による尊すぎる無数の言葉たちが添付されました、ビジュアル図録(折込型A4サイズ)も制作中です。こちらもお楽しみに!
関西方面のみなさま、でなくてもぜひ!、期間中の金土日は京都にいますので、ぜひお気軽にお声がけください。どうぞよろしくお願いします。
Yusuke Sato
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Yusuke Sato / Photographer
1977年、新潟生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。在学中に「写ルンです」から写真を撮り始める。様々な旅から開催する写真展、美術家のインスタレーション、美術大学等、学校の広告撮影を続ける。2022年、Potziland Records より自身6冊目の写真集「ad lib」を出版。
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Visual design : Chikako Oguma
写真集出版のお知らせ(2022.7.14 Release ! )
ad lib
10インチレコードサイズ / フルカラー 84p / 定価 : 5,500 円(税抜)
音楽ソノシート(両面)付き
著者 佐藤 祐介
楽曲制作 坂内 友美
デザイン 重実 生哉
プロダクション・サポート Izumi Kato Studio、SETENV
発行所 Potziland Records
印刷・製本 KARC EAST
写真集は展示会場、Potziland Records のサイトよりいつでもご購入頂けます。ぜひご覧ください。
#3538-22-11 / Pandōrā