もう去年に、僕は1年先のお祝いができたから。
今は、同じ誕生日の君に、真っ先におめでとうと言いたいな。
もっとも君を祝うのは、僕を祝うことにもなるわけだけど。
出会ってから、もう少しで12年、なんだか1周したような感じだね。
いろんなことあったなぁ、手のひらに舞い込んでくるよなぁ。
こんなに自分みたいな人、今までなかなかいなかった(これからは知らないよ)。
少し控えめに、ということあったけど、大切なものとして受け止めることができる。
ここ半年以上、彼女の存在にもだいぶ助けられたな。
またいつか、僕も誰かにそんな希望を与えることができるのかなぁ。
いつか君が願った言葉は、消えたことがない。
気付いたらそれ以上、これは親戚なのか、家族なのか、たまにわけがわからない。
世の中にはあるらしい、異性である分身。
僕が女なら、きっと爆発系の写真家に。なんだそれ。
君が男なら、地道に描き込みを続ける絵描きになったろう。そうなの?
今は君の方が先頭に立ち、僕が続いている、みたいなことに。
これからは、そんな君の声も聴きながらだね。
いつか一度だけ、君が夢の中に出てきたのを覚えてる。
仲間たちと旅を続けてはいるが、私自身の表現をしなければと、あるべき場所に帰っていく君。
夢って忘れるものなのに、いつまでも、はっきり情景まで覚えてる。
つまりそれ、君の中に僕を見ていたわけね。
この先、僕らが誰を好きでいようと、どんなことが起ころうと、全てを愛することができる。
互いの幸せを、それぞれの旅を続けながら、ずっと祈っていることができる。
これからも分身同士、一瞬の集積を重ねながら。
色とりどりの君たちの世界へ、心からおめでとう。
いつもそんなに飲まないのに、飲んでくれるし。
いつもまったく吸わないのに、吸ってくれるし。
なんて素晴らしい分身なんだろう。
君のこれからも、とても楽しみにしている。
#3511-17-06 / Tomomi 5 / Such a night… Oh blues…Oh blues…