年始めに撮った、仕事の写真が素晴らしい。納品したくないくらい、もう自分の写真にしちゃいたいところだが、そうもいかない。ここにも、載せたいのに載せられない…
いつもやってる美大系のパンフレットで、絵を描いたりする人々を撮ってきて何年も経つが、僕にとっては劇的な変化と言っていいくらい(誰が見てもわかるという話でもないが)。カメラがよくなったのもあるけど、特に最近のは感動できる。これ若い人たちにこそ伝わるんじゃないか、そんなことを思ってしまう(そういうものほど諸事情で使用されないことも知りつつ)。単に今の僕の心がもろく(感受性が豊かになり過ぎに)なってるというお話かもしれないけど…
今年の写真はちょっとやばそうだなぁ…。1点1点モニターに表示させては、うわーと仰け反り悶絶しちゃってる僕がいる。猫、父ちゃん、どうしちまったんだい?、そんなんで、撮った後の自宅仕事の進行がかなり滞ってしまってるわけだが…
このちょっとした変化は、僕にとってとても大きなこと。昔の写真を果てなく見続けてきたことも、これからの写真に生きてくるかなぁ。でも今の写真を見る方が、なぜだかちょっと泣けてきた。
これから月末にかけて、ちょっと多めに撮影仕事があって、ダブルヘッダーもある。温存することなく、すべて全力でいきたいな。今年の撮影の多くは、変な気配りはせず、僕は僕でいることを選ぶんだと思う。その前に、しっかり朝起きなきゃな…。
#3420-17-01 / Kichijoji