Somos Los Viajes(わたしたちは旅)2014
4/55(順不同)
アルゼンチン / ブエノスアイレス
ヒューストン経由で、日本から20時間以上、待ち時間も入れたらもっともっと。ブエノスアイレスに着いたときの喜びは、ほんとによかったなあ。55日間の中で、いちばんふたりではしゃいだ瞬間だったかもしれない。真冬から真夏に変わったら、ちょっと気分もおかしくなるのだろう。
忙しい旅人たちは、あらかじめ予約した宿に荷物を置き、まとまったお金を調べた通りに闇両替して、この旅いちばんの目的をなんと初日に迎えてしまった。ゆっこはこのホァナ・デ・アルコ本店にとにかく来たかったのだ(このブランドのデザイナーさんとは日本での顔見知りなのである)。今思えばもっと土地に身体を慣らしてから行くのがよかっただろうと思う。着いた興奮をひきずったままいちばん見たい場所に来て、ゆっこはもうあたまがまっちろけになっていた(笑)
僕は道すがら、覚えたスペイン語が人々に伝わるかにトライしていたかな。そうするためには道に迷う必要もあり、それがよけいに彼女にストレスを与えさせたのは言うまでもない。これはもう初日からケンカである(苦笑)。僕は無駄を楽しみながら回り道、彼女は最短距離を行く人なのである。
次の旅の到着はメキシコシティーだが、13時間〜ほどの直行便だから、前回ほどの感動はない気がする。初日になにをするかは大変なやましいが、しっかり宿にたどり着くこと、宿のまわりをふらふら歩いて、屋台のタコスをふたつほど食べ比べする、メキシコビール飲む、寝る。そんな感じがいいんだと思う。
#3175-14-02 / Juana de Yukko