日曜日にいつものムサビ芸術祭の撮影で写真を1000枚以上撮り、今日も撮影があり、明日も急に撮影が入り、明々後日にも撮影をお願いされた今月末。これはもう写真の神様に感謝するしか方法はない。グラシアス!
こういうのがほんとは毎月のようにあるのがプロというものだが、今週だけは僕は胸を張って生きてゆこうと思う(笑)。
写真を半日で1000枚ほど撮った直後にする撮影は、自分でもおそろしいくらいのいい写真が撮れる、という経験が多々ある。1日でそれくらいの量をこなすと、写真しか撮れなかった頃の僕、というものが、少しだけ蘇ってくるんだな。それプラス、今の僕を自由に追加できるようになってきた気もする。
今も変わらず要領のわるさを利用しながら、すべてのことにあたっているのだけれど、おそろしいくらいのいい写真を撮るために必要なことは、やはりたくさん撮る、ということに尽きるのだろうと思う。
最近は仕事帰りのゆっことアニメを見ることにはまっている。恋狂おしかった「君に届け」もセカンド・シーズンまで見てしまい、次は僕が幼稚園から小学生の頃に見ていた根性野球漫画のアニメ「キャプテン」をゆっこにも無理矢理見てもらっている。あれこそが僕の原点だった。幼少期から努力することこそ美しいと無理矢理に教わり、男の哀愁みたいなものもそこから変な風に学んでいる。僕は中学高校と野球部にいたのだけれど、漫画「キャプテン」に出てきたプレーを実践するのが夢で野球をはじめたと言っていい。いくらかは真似することはできたが、ほとんどはできなかった。チームが勝つか負けるかなんてどうでもよい。僕が「キャプテン」に出てくるプレーをできるかどうかが大事だったのだ。
話が場外ホーマーになってしまった。
何が言いたかったかというと、シャッターを押すのは素振りといっしょということ。毎日ほんの数枚しか撮らなくなったら、それまでの写真になるだけ。ということを今さら歴代キャプテン(近藤をのぞく)に教わっている、仕事にアニメに忙しい日々なのでありました。
写真は、墨谷二中の宿敵、名門青葉学院1軍登場のシーンである。じーん…
#3114-15-10 / Aoba Academy