¡ Vamos a viajar juntos !
番外編:うまかったもんトップ 50! / Buenas comidas Mejor 50 !
20-11位まで
みなさま、おはこんばんちわぶりです。チェ・ユースケです。2年前の旧フォトログ、アルパラボリペルチリ、南米5ヶ国、55日間の「うまかったもんベスト40」から時を経て、今回はメキシコ、グアテマラ、キューバ、62日間でベスト50までやってみようという、テンゴ・ティエンポ・リブレ(おひま)な試みです。
さぁ中米キューバ食の旅、味の革命軍はいよいよシエラ・マエストロ山脈のゲリラ戦に突入、食料尽きたらうまかったもんを思い出せ!、20位から11位まで!、アデランテ〜!
20位 エンチラーダス(グアテマラ / パナハッチェル)
脂っこいもの続きの中、パナハッチェルのメインストリート、ブーゲンビリアの木の下の屋台で発見、冷製エンチラーダス。パリパリのトルティーヤ、爽やかな具材、上から冷たい唐辛子ソースをかけ、暑かった1日を和ませてくれました。上手に配置された具材でたっぷり液体ソースがこぼれなかったのがインクレディーブレ(信じられない)!でした。
19位 セビッチェ(グアテマラ / サンタ・カタリーナ・パロポ)
中南米メジャー大衆料理、魚介セビッチェが40位に続いて登場。その時は付け合わせのドリトスが40位でしたが、今度は正真正銘のランクインです。旅も半ばとなればこの海鮮酢漬けトマトソースがだいぶ体にしみわたります。ここにおばちゃんの勧めてくれたケチャップを足せば、魔法のように味が変わりました。これはメ・グスタ・ムーチョ(とても好きです)!
18位 冷製エンチラーダス(メキシコ / オアハカ / 中央広場)
暑い国々なんだから、冷たいものが受けるに決まってるじゃないか、そんな日本人の欲望を叶えるべく、20位冷製エンチラーダスと同じく高順位につながりました。こちらは液体唐辛子ソースでなく、サルサ・ベルデ(緑のソース)でよりタコスに近い感じ。あまりの爽やかさに次の日もとなるのですが、そこは屋台の気まぐれ、地元では揚げポテトに比べあまり流行っていないようでした。これからはこちらの方が体に優しい、なんて叫ばれる日もやってくるかもしれません。
17位 定食屋のランチ(グアテマラ / アンティグア)
グアテマラの古都アンティグアで古いガイドブック「旅行人」に載っていたオススメ定食店が、とってもバランスよくランクイン。7年前の情報が古びることなく、そのまま活かされているということは、書いた方の見る目があったということでしょう。安い上にパン、スープ、デザート、ジュース、メイン料理のフルコース。路地裏食堂の意地、古都にありです。
16位 レバーご飯(キューバ / ハバナ)
もう明日、日本に帰るのかぁ、ハバナ最後の夜ご飯は、犬が見守る狭い大衆食堂にて。このへんが実に私たちらしい。観光通り以外で良い食事処を見つけるまでの苦労など思い出します。キューバ主食コングリというボソボソの赤飯的たっぷりご飯、素朴な味わいが私は大好きで、ここでも暮らせていけるんじゃないかと思ったほどです。そしてメインのお肉はなんとレバー!、最後に日本の焼き鳥感覚でビールを飲んで、大満足でした。
15位 カマローネス(キューバ / トリニダー)
病み上がりの中、暑かったトリニダーの町を頑張って歩き、さらに体調を崩しつつも、安くておいしそうなお店を探しました。屋台ピザに飽きた中で、ほどよく安い店を見つけるのって、本当にここでは大変なんです。ニンニクたっぷりのエビプレートの発見。メキシコ風料理店でしたが、一緒に頼んだパスタは中南米特有、極太もっそり系でポーブレ・シータ(かわいそう)な感じでした。このエビを食べなかったら翌日以降の旅が相当きつくなっていたかもしれない、救世主的な存在となりました。
14位 海鮮スープ(メキシコ / グアナファト / イダルゴ市場)
2年前の南米旅でもそうでしたが、特にお世話になったのが海鮮スープ。特に海側チリでは前回うまかったもん上位に次々と海産物がスペイン侵攻軍のごとく進出してきました。メキシコだと必ずアボカドが入ってエスタ・ビエン!、でもチリ海鮮系の方が貝の魅力たっぷりで、やっぱりこういうのは海の近くで食べた方がより美味しいことでしょう。またプエルト・モンとか行きたいなあ。
13位 オスティオーネス・カクテル(キューバ / サンティアゴ・デ・クーバ)
サンティアゴ・デ・クーバの屋台海鮮カクテル、こちらはトマトレモン酢の中に堂々と牡蠣だけの勝負で、相当な酸味を効かせてのランクインです。小さなグラスの半分にも満たない量でしたが、2人で分けても丁度いいくらい。こんなうまいもの世の中にあったかと、お互い瞳が開いて疲労回復、長旅はやっぱり酸っぱいのはネセシートです!
12位 ランゴスター(キューバ / ハバナ / Casa)
出ました、もはや海鮮続きでなんのバランスも取れていないランキングとなっておりますが、キューバ民宿の豪華夕ご飯、ランゴスタの登場です。トリニダーはどこも宿の売り文句がランゴスタ、みたいになっちゃってますが、たっぷり伊勢海老が安い値段で提供されるので、ここぞとばかり食べてしまいます。ぷりっぷりという表現はエビのためにあるようなもの、風邪をひいていない時に食べたなら、トップ10入りはぷりっぷりだったでしょう。
11位 カマローネス(キューバ / サンティアゴ・デ・クーバ)
ああ、これで 20-11位の中、なんと半分がエビで埋められてしまいました。恐るべし中米キューバのカマローネス軍団!、というより、僕は食べ物の中でエビが一番好きなので、これは当たり前です。キューバが上位ランクをたくさん占めておりますカウントダウン、これで残すはトップ 10 のみとなりました。メキシコ屋台タコスが勢いを取り戻すか、グアテマラの揚げポジョ(鶏)がコケコッコ〜と夜明けを告げるか、はたまたキューバの怪しげな大衆料理が革命的大勝利を成し遂げるのか!、それでは、アスタ・エル・プロクシマ・セマーナ!(また来週〜)
fotos:Yukiko
#3114-16-02-03 / Mejor 50(20-11)